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ルーフィング

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ルーフィングとは屋根専用の防水シートのことで、ガルバリウム鋼板や瓦といった屋根材の下に、言い換えると野地板(屋根の下地の木材)の上に施工します。種類として「アスファルトルーフィング」と「ゴムアスルーフィング」と大きく2種あります。

「アスファルトルーフィング」は板紙にアスファルトをしみこませた防水シートですが、アスファルトの特性から、“高温で柔らかくなりすぎ、低温で割れてしまいやすい”といった弱点を持っています。この点に改良を加えたのが「ゴムアスルーフィング」で、「改質ゴムアスファルトルーフィング」とも呼ばれ、こちらの方が高価な材料です。


ルーフィングが古くなりますと、非常にもろくパリパリになってしまい、手で簡単に破れてしまう程度の強度しかなくなってしまいます。屋根の葺き替えをされる場合には、古いルーフィングを撤去して、野地板の傷み具合を確認してから、新しいルーフィングの施工が必要です。
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他にも、シールのように剥離紙を剥がして屋根の野地板側(下地側)に張り付ける粘着ルーフィングや、遮熱性を持ったルーフィング等もあります。

屋根材が一次防水と呼ばれるのに対して、ルーフィングは二次防水と呼ばれ、万が一、屋根材の下に雨水が入り込んだ場合には、ルーフィングが最後の砦となります。

ルーフィングは正しい施工方法で施工してこそ、その効力を発揮しますので、確かな技術と知識、経験を持った施工業者さんに施工を依頼することが大切です。
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落ち葉よけネット

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山すそのお家や、近くに大きな木があるお家は、落ち葉が軒樋に詰まってしまい、雨水が流れずにあふれ出してしまうことがあります。そのような軒樋への落ち葉の侵入を防ぐために取り付けるのが落ち葉よけネットです。樹脂製の筒状のネットで、軒樋の中に入れ込むように取付けします。



軒樋の中に入り込んだ落ち葉が腐葉土となってしまったり、屋根の上から流れてきた鳥の糞が栄養となってしまったりして、軒樋の中で雑草が育ってしまうことがあります。雑草が育ってしまいますと、軒樋の中に植木鉢のように根を張ってしまい、樋の詰まりをおこす悪循環に陥ってしまいます。

定期的な清掃が理想ではありますが、高所作業ともなりますので、なかなか清掃も困難なのが現実です。将来的に清掃が困難であろう場所ほど、あらかじめ落ち葉よけネットの設置をご検討いただくのがよろしいかと思います。
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Before|After


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透湿防水シート

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透湿防水シートとは、主に木造建築物の外壁の屋外側に張る防水シートのことである。外からの雨水は通さないが、屋内側からの湿気(水蒸気)は通すという性質をもつ。不織布の繊維同士の隙間、もしくはフィルムの微多孔から、それより小さな湿気は通過し、それより大きな雨水は通過させずに遮断するしくみとなっている。

現在は外壁内で発生する結露(壁体内結露)を防止するために、外壁内に空気の通り道(通気層)を確保する工法が主流であるが、この通気工法を採用する場合には必ず透湿防水シートが用いられる。


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サイディング等の外壁材を一時防水と呼ぶのに対し、透湿防水シートはその内側での防水を担っており、二時防水と呼ばれる。

また、透湿防止シートには、遮熱性を持たせたシートもある。


窯業系サイディング


窯業系サイディングとは、セメント質、繊維質の材料からなる硬質セメント板の外壁材です。モルタルと比較して軽量で防火性に優れ、安定して工場で生産される、規格の定まった外壁材のボードです。


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専門の職人が手作業で張り上げて施工する外壁材で、重さは約20〜30kgあります。厚みは14mm〜21mm、大きさは455mm×3,030mmのものが主流ですが、910mm×3,030mmの大壁と呼ばれる大きさのものもあり、塗り壁等の下地に使われます。こちらは約60kgの重さがあります。

また、サイディングは繊維質材料の材質によって、セメント質系と木質系の2種類に分かれます。以前はセメント質系のサイディングの一部にはアスベスト(石綿)が含まれておりましたが、現在は化学繊維等を使用しており、アスベスト(石綿)は使用しておりません。


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1960年代に三井木材工業(現ニチハ)とクボタ鉄工(現ケイミュー)がドイツ、アメリカからの技術導入を行い、製造が開始され、1970年代に急成長しました。それまでは、モルタル等、現場で水を混ぜながら作った材料で外壁の施工を行っており(湿式工法)、乾燥のためにも工期がかかっておりましたが、工場で生産されたサイディングを張っていく乾式工法では、工期とコストを大幅に抑えることができ、現在では住宅の外壁の主流となっています。


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2005年以降は、胴縁や専用の金具でサイディングと建物の躯体との間に空間を設ける“通気工法”が主流となりました。その空間のことを“通気層”といいますが、“通気層”は室内から排出された湿気を上に排出すると同時に、サイディングの裏側に侵入してしまった雨水を下に排出する、非常に大切な役割を担っています。
以前に主流であった直張り工法では、“通気層”を設けておらず、湿気が外壁内に留まってしまい、外壁内で結露を起す“壁内結露”や、サイディングの裏側に侵入した雨水が外に排出されずに外壁内に留まってしまうことで、建物の構造体である木材を腐食させてしまう原因となることがありました。
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サイディングの内側に施工する防水シートについて、以前はアスファルトフェルトが使われておりましたが、透湿防水シート(湿気を通し水を通さないシート)に移行するに伴って、室内の湿気が透湿防水シートから排気されるものの、“通気層”がないために外壁内に滞留してしまい、カビを発生させたり問題を引き起こしました。90年代半ばには、現在のような通気胴縁施工に徐々に移行していきましたが、コスト面からも、なかなか移行し切れずに、2005年の“住宅の品質確保の促進等に関する法律(住宅品確法)”の施工までは、直張り工法が混在していました。なお、現在では直張り工法は禁止されております。


屋根カバー工法

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平板スレート(カラーベスト、コロニアル)は、築10年ほど経過しますと表面の塗膜が劣化し、防水性が失われ始めます。防水性が失われると、屋根材の退色によって美観を損なうだけでなく、屋根材の表面にコケやカビが生え、雨水が流れにくくなってしまいます。雨水が速やかに流れ切らずにとどまってしまいますと、屋根材が水を吸ってもろくなってしまったり、屋根材の下にある、野地板という木材を腐らせてしまったりし、雨漏りの原因となります。
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一般的に、平板スレート(カラーベスト、コロニアル)の防水性を回復させるためには、塗装によるメンテナンスを行うことが多いのですが、近年、ゲリラ豪雨や酸性雨、強い紫外線等、環境の激化が叫ばれる中、高対候の屋根材の必要性が説かれるようになってきました。屋根はお家の中で最も過酷な環境にあります。365日、雨や風、直射日光にさらされ続けてお家を守ることがその役目であるためです。高耐久の屋根の塗料が開発されてもおりますが、そのような過酷な環境の中では、屋根の塗装後、早ければ5、6年〜10年ほどで、屋根の塗料が劣化してしまい、次のメンテナンスの時期を迎えてしまいます。
   腐った野地板


また、平板スレート(カラーベスト、コロニアル)は繰り返し塗装を行うことができません。2、3回塗装を行いますと、屋根材自体の葺き替えを行うことが必要となってしまいます。右の写真は、屋根材の表面のめくれにより、塗装によるメンテナンスができない状態の平板スレート(カラーベスト、コロニアル)です。
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工事の手順としましては、コケやカビがひどい場合は、まずは高圧洗浄によってきれいに屋根を洗浄します。
洗浄後、屋根をかわかして、棟等の古い板金の役物を撤去し、屋根専用の防水シート(ルーフィング)を施工します。
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防水シート(ルーフィング)の上から、新しい金属製の屋根材を葺いていきます。
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新しい屋根材が葺き終わると、新しい板金の役物で棟等を納めていきます。
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完成です。早ければ3、4日〜1週間程度で完成します。

屋根の塗装のメンテナンス費用は、30〜35坪程度のお家で、足場代約20万円と、塗料のランクにもよりますが、塗装代が別途30〜50万円ほどかかります。くらべて屋根のカバー工法は、足場代と80〜100万円ほどの屋根の施工費となります。屋根の葺き替えとくらべて、古い屋根材の撤去・処分費用がかからず、また、工事期間中の雨漏りのリスクも非常に低いです。

当社で屋根カバー工法で採用しております屋根材は、ディートレーディング社の屋根材で、30年のメーカー保証がついておりますので、一見塗装とくらべて高額な工事のように思えますが、耐候年数を考慮しますと大変お得な工事です。ジンカリウム鋼板(ガルバリウム鋼板)という非常にサビに強くて軽量な金属の板に、石粒が吹き付けられており、大変美しい仕上がりの屋根材です。


平板スレート(カラーベスト、コロニアル)

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非常にポピュラーなこちらの屋根材、名前は知らなくとも、見たことのある方が多いかと思います。一般的に、『平板スレート』、『カラーベスト』、『コロニアル』等と呼ばれる屋根材です。そもとも“スレート”とは、粘板岩でできた、屋根材となる薄い板のことを指します。粘板岩は、硯や碁石に使われる石材です。近年、屋根材においては、天然の石材ではなく、人造のスレートが用いられております。『カラーベスト』や『コロニアル』は、もとともは『平板スレート』の商品名、ブランド名であったのですが、いつの間にか、屋根材の名称としても浸透し、一般的に定着していきました。


かつては「化粧石綿スレート」と称されていた通り、石綿(アスベスト)が使用されておりましたが、1989年に無石綿のものが登場し、2002年にはほぼ、無石綿の「化粧スレート」のみ使用されるようになりました。平板スレートの主成分はセメントで、それ自体には防水性がないことから、工場出荷時には表面に塗装が施され、防水性をもたせてあります。
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しかしながら、施工より10年ほど経過すると、表面の塗膜が劣化して防水性が失われてしまいますので、再塗装を施す等、メンテナンスが必要となってしまいます。近年、酸性雨やゲリラ豪雨といった、環境の激化もあり、最もメンテナンスを疎かにできない屋根材といっても過言ではないでしょう。築10年を超えた屋根に関しては、早めの点検、メンテナンスをお勧めします。

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劣化によって引き起こされる症状としては、本体の割れや反り、本体表面の退色、コケやカビ、板金をとめている釘の浮き等が起こります。また、本体表面の塗膜の劣化や、コケ・カビによって水はけが悪くなることで、本体自身ももろく劣化してしまいます。

メンテナンスの方法としては、塗装、屋根材の葺き替え、屋根のカバー工法があり、屋根材自体の状態、屋根材の下地の状態等を総合的にを見極めて、最適な工事をご提案させていただく必要があります。ちなみに、当社での平板スレートのメンテナンスの実績といたしましては、屋根材の葺き替えよりもコストが抑えられて、塗装よりも高耐久な、カバー工法を最も多く施工させていただいております。
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